よさこい

ごあいさつ

最終更新日 : 2019/03/04
ゆうちゃま

よさこいに感謝を込めて

泣くなよ、ばあちゃん。

高知城演舞場。踊り終えた踊り子たちは正面のスロープのその先へと走り抜ける。齢90歳にせまった彼女は、足腰が弱くて折りたたみの椅子にちょこんと座り込む小さな身体。踊り終えた踊り子たちに一生懸命差し伸べてくるその小さな手は、スロープの先、左脇にあった。足を止めた彼はぎゅーっと抱きしめた。

ありがとう。

『最高の踊りやったで。ゆうちゃんがこんななるとは思わんかったき。もう思い残すこともないねぇ。』

『何いいゆうがで。やるときはやるき!またもんてくるきね!次の会場あるき行くわ!』

泣き顔のあたまをぽんぽんして彼は走り抜けた。

ごあいさつ

春暖の候
諸先輩方の長年にわたるご厚誼とご活動に心より感謝申し上げます。

はじめまして。
よさこい時代 代表 野口友喜と申します。
故郷は高知県香南市、現在は東京都と高知県を拠点に活動しております。

このたび、よさこい文化の発展と歴史を次世代に伝え遺したい、そして、雄々しくも優しく、少年のように夢中な姿、よさこいと生きる人たちの生き生きとした姿を知ってもらいたいとの想いから、よさこい時代、打ち出しに至りました。

私は高知出身ということもありまして、故郷の文化、よさこい鳴子踊りにとても誇りを持っております。

転機が訪れたのは、2017年、高知のよさこい祭りに初めて参加した日。
『いつまでも遊んでないでそろそろ身を固めたらどうなが?』と言っていた母や長年バラバラになっていた家族、学生時代の友人、お世話になった先輩や恩師のみなさんが一大集結してくれた日。

懐かしい顔ぶれがあたり一面に広がりました。こんなにも観に来てくれるなんて。お祭りが終わった帰り道、『あんたがやりたいがやったらやりや』と母も応援してくれるように。そして、忘れることのない、ばあちゃんの涙。

よさこいには人と人を繋げるチカラがある、人の心を動かすことができる、これらの認識が確信になった瞬間でした。

よさこい祭り以降、よさこい文化のために自分ができることは何かないだろうかと真剣に考えるようになりました。

想い

よさこいは群舞です。
綺麗な隊列と一糸乱れぬ演舞を見るとそれはそれは興奮して心が踊ります。

その特性上どうしてもチームに焦点があたりやすくなりますが、チームのなかには踊り子さんはもちろんのこと、歌い手さんもいれば、旗士さんもいます。

裏方さんがいるからこそ細かな演舞ができるし、よさカメさんがいるからこそ生きた証が素敵なカタチとして残るのです。

そして、運営のみなさんと、観てくださるお客さんがいるからこそお祭り全体が一体となります。

全部ひっくるめて “よさこい” だと私は思っております。

ひとりひとりのよさこいと生きる姿に焦点を当てた場所を、各チームの雰囲気を感じられるものを創造したい、この想いをカタチにしたものがよさこい時代でした。

よさこい時代は、まだまだ小さな若木です。
みなさんとともに、天をも突き抜ける大きな “よさこいびとの樹” になれたらなと思っております。

さいごに

僭越ではございますが、諸先輩方が築かれた道を大事に大事に結ぶことをここにお約束します。

原点である古き良きよさこいを大切に重んじながら誠を尽くし、変化と進化を遂げたよさこいを尊重し、よさこい文化の発展繁栄を目指しながら、『よさこいと、生きる。』よさこい人の奇跡を綴らさせていただきます。

よさこい文化の発展と地域活性化に向けた皆様の益々のご活躍と今後のご健勝をお祈り申し上げ、私の挨拶と致します。

“表現できる場所を提供するクリエイター集団”

よさこい時代
代表 野口 友喜

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